久しぶりの代車生活

 白セダンを車検整備に出したところ、スズキ・ワゴンR(MH21S型)を代車として貸してもらいました。

 忘備録として以下にまとめてみようと思います。

 

・外装

 直線基調の、今となってはかなりシンプルでプレーンなデザイン。でもこういったデザインのほうが長く乗っても陳腐化しづらくて良いのかも。

 

・内装

 外装と同様、直線基調でシンプルかつプレーン。プラスチック感全開ではあるが、内装色がブラック(差し色にシルバー)なのが功を奏して、安物感をある程度軽減できているかと。

 

・シート

 フロントシートについては小ぶりで平板的。以前乗ったホンダ・ライフの方がもう少しサポート性はあったと思う。シートのクッションは結構固め。

 シート座面高は高すぎず低すぎず、乗り降りしやすい。これはワゴンRシリーズ共通の美点。着座してみると、全高が十分取られているので長身の男性でも狭苦しくないのも良い。

 ドライビングポジションについては、ペダル基準で合わせるとハンドルがかなり遠くなり、ハンドル基準で合わせるとペダルを踏む踵の角度がきつくなる。個人的にはハンドルを現状より約50mm程度手前に引き寄せられれば良いと感じた。

 ペダルの配置については、ブレーキペダルがやや左よりに感じられ、シート着座した状態でブレーキペダルを右足で踏むと右足親指~人差し指がブレーキペダル右端に乗る程度だった。但しアクセルペダルとブレーキペダルとは十分離れているので、両方を同時に踏んでしまうことはない。

 

 リアシートは左右独立でリクライニング&スライド可能。但しフロントシートと同様にリアシートも小ぶりで平板的。ホールド性がないので長時間座るのは疲れそう。。

 ホンダ・ライフと異なり、リアシートを前倒しにしてもフロントシートのスライド量に影響を与えない作り。

 

・トランクルーム

 リアシート使用時のトランクルームはさほど広くはないが、リアシートスライドを前目にすれば買い物かごを入れることは十分可能。

 リアシートを前倒し+助手席前倒しとすれば180cm超の長尺物が飲み込める。車中泊も十分こなせると思われる。

 

・エンジン、トランスミッション

 K6A(660cc、直3、NA)に4ATを組み合わせる。

 発進~40km/h位の領域は、力強さがあまり感じられない(ライフの方がこの領域ではもう少し力強さを感じられた)。また、4ATであるために「2速だと吹け切るが3速だと失速する」場面もそこそこあった。NAの軽はCVT車の方が臨機応変にギヤ比を変えられる分、良いのかもしれない。

 

・乗り心地、騒音

 基本的にやや固めな乗り心地。路面が悪いところでは結構跳ねる。その代わりペースを上げてもあまりロールを感じることはない。

 騒音については意外なほど良好。特にタイヤノイズはほとんど気にならない。一方、エンジン音は結構入り込んでくる。これについては加速時にエンジンを回し気味にするので仕方ないのかもしれない。

 

・まとめ

 通勤、買い物等の日常生活の下駄車としては今なお優秀。但しファーストカーとしての運用は少し厳しいので、あくまでもセカンドカーとして割り切る必要あり。